2015年11月23日月曜日

耳のこと(再)-8

前回までのあらすじ:今年(2015年)3月に再度聞こえなくなった左耳…町の病院「突発性難聴の2度目はないはず」で市立病院へ。検査した所、聴神経腫瘍と発覚。経過観察・手術・放射線治療と言う選択肢の中で、放射線治療を選択。検査をして照射する箇所を決定して、いよいよ治療…の段階です。

随分と開いちゃいましたが、受けた治療の様子などを記録しておきたいと思います。

■いよいよ治療


治療の初日は10/7(水)でした。この日は、治療前の状況を記録しておくために、聴力検査も受けておくことになったため、仕事は早退して病院へ向かいました。
聴力検査はいつものやつです。結果はその場では何も知らされず、実際の放射線治療の時までの待ち時間をだらだらと待ちました(^_^;)。

そしてようやっと時間が来まして治療開始です。
とは言うものの、やる事は「動かないで寝ているだけ」ですが、治療の前に必ず「血圧」「体温」を自分で測って(計るものは置いてある)治療メモを記入する必要があると言うので付けました。
※それを診察に使うのかとおもいきや、実際特に何も使われませんでした(^_^;)(それが分かったのは後述)

診察の部屋に入ってからは、こんな感じ。

診察台に靴を脱いで横たわりますと、落ちないようにベルトで固定されます。
その後、少し台が持ち上がりました。
膝の下にクッションを入れてもらい、軽く膝を曲げた状態にします。(多分姿勢が楽になるからだと思います)
何かあった時用の呼び出しボタンを持たされます(MRIとかやった人なら多分分かると思いますが、それと同じようなもの)。
毛布をかけて貰い、いよいよ前に作った顔用のネットを被せて固定します。(どういう固定方法かよく分かりません)そんなにギューっと言う強さではないです。呼吸も普通に出来ます。
目を開けては多分いけないのだろうと(言われてませんが開けてる方がしんどいですしね)、目を閉じてスタートしました。

目を閉じてるので音の感じだけですが、MRIの開放的な感じとでもいいましょうか。
MRIはあの狭い中で音がガンガン・カンカンと鳴りますが、治療の部屋は凄く広いので、機械的な音はしますが頭の近くでと言う感じではなくて、部屋のどこかで鳴っていると言う感じ。

また特に照射されてても、特に感覚はありません。(熱いとかかゆいとか何もなし)
とにかくひたすら動かないように、静かに過ごすだけです。

そうしてる間に「あと5分なのでもう少し我慢してくださーい」と言うアナウンスが流れます。
始まる時間を見なかったのですが、終わった時間を見ると15分ほどだった感じで、最終的にこの日が一番長かったような気がします。(毎回時計見るの忘れてしまっていました(^_^;)平均すると10分~15分と言う感じだった気がします。)
そして終わって診察台から下りて、一旦待合室で待ってから、先生の診察を受けます。
これが一連の流れとのこと。

ただ先生の診察と言っても、正直形式だけです(^_^;)。
あと初日は聴力検査をしましたが、ほとんど変わらず(中音域がガクンと聞こえない状態)との事でした。
先生とは「とにかく、腫瘍がこれ以上大きくならないように、と言う目的でやりましょう」と言われて「はい、そのつもりです」と答えて終了しました。

治療はこの日を含めて5日間、10/7~9と休みを挟んで13~14だったのですが、先生と会ったのは初日と次の日だけでした。その後は実は先生は色々用事があって、とのことで最終日も会う事無く治療が終わっています(^_^;)。
なので、治療メモを毎日書きましたけどもあまり意味がなかったような…でした。

■おっとここで治療費の支払か!

初日終えた所で、この一連の治療費の支払が全額一括言い渡されました。
一応高額療養費制度での証明書を出してあったので、金額は限度額一杯でしたが、ちょっと治療後だったのもありボーッとしてた所を、さすがの金額に目が覚めました。

ちなみに次の日からの請求は、限度額を初日で越えていたので毎日「7円」でした(^_^;)。

■これが副作用か…?

初日の治療を終えて、途中の駅でご飯を食べて帰宅。待ち時間もあったりして疲れたので寝ようとしましたが、動悸が激しくて眠れません。体中が忙しい感じになっていました。副作用だったのかは分かりませんが、ちょっと寝付けずしんどかったです。

明らかな副作用らしきものが来たのは翌日でした。
まず朝起きたら、気持ち悪く少し吐き気と胸焼け、目眩もありフラフラします。また耳の聞こえが変になってます。耳の聞こえは、たまになる「音程ズレ」状態の酷い状態。なので余計に気持ちが悪くなります。ただとりあえず食欲自体は大丈夫なので、食べたいものを食べる事にしました(気分的にも)。

一応仕事には行った訳ですが、とにかく聞こえ方が酷くなってるのが半端なくて、耳栓をしたりして何とかやり過ごした感じです。
ちょっとこの気持ち悪さの感じは経験したことがない感じだったので、恐らく副作用かなぁと思っています。

なお、酷かったのはこの日がピークで、その翌日からは耳の聞こえ以外の症状はほぼなくなりました。続かなくて良かったです。

■つつがなく終了

仕事行って定時でダッシュして帰り、病院へ行って治療して…を繰り返し、最後に保険屋に出すための診断書を書いてもらうための料金だけを支払って、先生に会う事もなく(^_^;)、何だかんだであっという間に5日間の治療は終わりました。

ただ最終日に(先生が居ない事もあり言伝)治療後の最初の経過を見るために検査来院を、とのことで、3ヶ月後の2016年1月に来て下さいと言われました。そこでまたCTとMRIを撮影して、腫瘍の様子を見る事になります。

■その後(1)

先に費用的な話、診断書は後日郵送で送られてきたのですが、見て「!」となってしまいました。
私の腫瘍の大きさは確かにそんなに大きくもなかったので(小さくもないと言われましたが)それが理由だと思うのですが、治療に使用した総線量が50グレイに達していませんでした。(21グレイ)
なので、最初に問い合わせした時に保険屋さんから言われていた「50グレイ」に達しておらず、これだと保険が下りない事が判明しました。
電話して聞いたところやはり下りないそうなので、診断書が無駄になってしまいました(^_^;)(結構お高いのに…トホホ)

またこれはまだ先なのですが、私が入っている健保では高額療養費制度にプラスして、少し給付金があるらしいのです。何かしら1円でも戻ってくるなら嬉しいものです(ただ3ヶ月後らしいので、実際の金額などはまだ不明)。この辺入ってる健保によって違うのではないかと思います。

あと今年の確定申告では医療費控除を申請するつもりなのですが、この高額療養費制度を使った場合や給付金があるとどうなるのか…はまだ不明なので、またその時期にブログをメモがてら書こうかなと思っています。

■その後(2)

体調面についてですが、体調そのものはあの酷かった治療初日を除けば、特に変わりはありません。悪くなったりもしていません。放射線治療では長期的に(後々になって)副作用が出る可能性もあるらしいですが、今のところ目立ったものは出ていません。(線量が少なかったのもあるかもしれませんが、その辺の関連性は分かりません)

耳の聞こえ自体も正直ほとんど変わってない気もしますし、多少耳鳴りが小さくなった気はしますが、聞こえ自体は変わらずです。(耳鳴りと聞こえは比例しないので)

ただ、この治療をする事でこれ以上残ってる聴力が失われなければ御の字と思うようにしているので、この状態のままだといいなとは思っています。


■次の更新と今後

次の更新は1月のMRI・CTの検査後の予定です。
一応確定申告のあたりまで書いたら、この一連の記録は一旦終了にしようかな?とも思っております。
1月の検査をして何も変わりがなければ、あとは1年に1度、同じようにMRIなどで検査をしていくと言うサイクルを、もういいやって思うまで(^_^;)ずっと繰り返していくからです。

「治った!」と書ける日がくればいいんですけどね…