私は以前、癒しの世界(?)を求めた時期がありました。
自分自身が疲弊していたことや、それまで整体とかのマッサージなどを受けるのが好きだったのもあります。
最初はリフレクソロジーの民間の学校に通いました。
足裏の世界はとても面白く、勿論身体全体のことも勉強になりましたし、手技って素晴らしいなって思ったりしました。また、卒業課題では施術を30回やらねばならず、色々な方にお世話になりました。(いい思い出です)
それだけに飽きたらず、リフレクソロジーの学校でも少しやったアロマテラピーに興味を持ち、また民間の学校に通いました。
こちらでは今は公財の日本アロマ環境協会になりましたが、そちらの検定のうち、アロマテラピーインストラクターまで取りました。(その上のアロマテラピスト資格は、インストラクター取った時点でもう取る気は失せていたので止めました)
リフレクソロジーの世界も面白かったのですが、アロマテラピーの学校も、それはそれは幅広く、身体のこと・匂いのこと・植物のこと…本当に1年間とても勉強になりました。
アロマテラピーに関する仕事を卒業してからやろうかなとも思いましたし、アルバイトなどもやったりしましたが、色々な事情もあり結局止めることにしました。今は、取ったアロマテラピーインストラクターの資格も、協会の資格は更新制で(何もしなくても年会費が取られる)持ってるのもどうかと思い手放しました。
それから、たまに辛くなった時に精油を嗅いだりすることもありましたし、今でも使うこともたまにあります。
でも本当にここ最近は求める機会がぐっと減りました。
癒し自体に興味がなくなった訳でもないですし(人間ずっと癒されたいものですし(^_^;))、アロマテラピーが嫌いでもないのですが、何となくアロマテラピーの世界には戻る気は起きませんでした。
最近、半農半Xを考えているので、そのXについて、アロマテラピーは一番直近でやったものだし、もう一度頑張れば仕事にだって出来そうなものだし、(自分で言うのもなんですが、割と手技・施術には自信を持ってやっていました。精油の知識部分よりも…)何度かそれを考えたのですが、どうにも違うなぁと。それで、なんでだろう?と思っていたのです。
1つは、これは最初に仕事としてやらないでおこうと思った理由でもあるのですが、「世間的なイメージと自分自身のイメージがマッチしない」。
なんか世間的なイメージは、こう女性らしくて清潔感バッチリで…そりゃ清潔な方がいいんですけども、私自身どうもそういう人じゃないなぁと。(大体世の中のイメージのアロマテラピーサロンの感覚って同じな感じで、自分もそう思ってるところもあります)
もっと自分自身が「泥臭い人間」って感じがしてるんですよね。見た目とかじゃなく(一応)。
それはずっと思っていながらも、それだけじゃないなぁとも思っていて、それが今日ふと分かったと言うか、そうかと思ったことがありました。
それは「匂い」でした。
アロマテラピーでは施術を受ける人に対して、精油をチョイスしてもらい、単一の場合もあれば複数をブレンドすることもあります。それを単に嗅いだり、オイルに混ぜて手技を使ってトリートメントしたりします。その精油自体は、大体が植物から取り出したものです。
自分自身がプランターで植物と触れ合って、土と畑とかに関わるようになって、一番好きなのは、自分が自然の一部になれる感覚でした。実際は、本当に自然とか宇宙の一部なんですけど、もっとそれを感じると言うか。
例えば「シソ」を収穫したとして、確かに香りを嗅ぐと「シソってさっぱりした香り!」って思ったりするんですが、多分「シソの香り」だけかいでる訳じゃないんですよね、それって。風の香りだったり、土の香りだったり、他の植物の香りだったりがブレンドされているはずなんです。光景も一緒に嗅いでいると言うか。
そういう意味では、精油って本当に化学的と言うか(実際に授業ではそういう化学部分の勉強も多かったです)ピンポイントなんですよね。勿論ブレンドすることや、その香りをかぐ時の空間とか心理状態とかあるんでしょうけど、そこには「自然は入っていない」訳です。
自然ってもっと複雑なんじゃないかな、と。複雑と言うか、要素が多いと言うか、そんな風に思うのです。(勿論外でかぐ植物の香りについても、それぞれにおいて化学的知識とかを持ち合わせいることは知識としていいとは思うのですけどね。)
だから「オレンジや柑橘系の香りをかぐと元気になれますよ」とかそういう単一的なことだけでなく、自然の中に居れば精油のボトル何百本と同じくらいの香りの種類があるはずで、そちらの方が本当の自然の香りなんじゃないか、そういう香りをかいで、そこで感じられることの方が重要なんじゃないかなって。
そう精油のボトル何百本と書きましたが、精油は本当に種類が多くて、しかも香りは飛んでしまうし、オイルなので劣化もします。それを数本でもずっと持ち続けるのって、趣味でも仕事でも結構なことです。(なので、よっぽど大きいとか回転してるサロン以外では、本当に最大公約数によっていることが多いはずです)
でも人間の嗅覚って本当はもっと繊細で敏感なはずだし、沢山の香りをかぐ機会を持つには、自然の中の方がチャンスが沢山あるなぁ…と言うのが、私の中で結論できたことでした。別にアロマテラピーを否定する訳では当然なくて、あくまで私の中での答えなんですけどね。
私がアロマテラピーの学校で一番残っている、尊敬する先生の言葉としては、「人生すべてアロマテラピーなんだよ」って言葉でした。
私はずっとそれが引っかかっていて、精油を使ってトリートメントするだけがアロマテラピーじゃないと思ってきた中で、こうして土とか畑とかに関わるようになって「これもアロマテラピーだよなー」と思うことしきりなのです。
なので、アロマテラピーで培った知識は知識として役立てていきたいなとも、改めて思ったりしています。
若干まだこなれていない部分もあるんですが、アロマテラピーとか匂い・香りについて、私の中で出た答えをまとめてみました。